親が所有している土地を利用して注文住宅を建てる場合は、土地を探したり購入したりする必要はありません。後は、その土地の上に、納得出来る注文住宅を建てるだけということになりますが、少しその前に確認しておくべきことがあります。確認事項は土地の使用状況によって変わります。駐車場などの住宅以外の目的に使われたいた場合や、全く何にも使われてなく空き地になっていた場合と、住宅が建っていた場合とでは大きく違いますので注意が必要です。
土地の上に住宅が建っていなかったという場合は、宅地として利用するために必要なものが整っているかどうかの確認が必要です。電気や水道など生活に必要なインフラが整っていなければ、それを整えるためにかかる費用も予算に組み込まなければいけません。また、住宅を建てる場合の制限があることも考えられます。どのような制限があるのかを確認してからでないと、注文住宅の打ち合わせに入ることは出来ません。
住宅が建っていた場合は、インフラなどの確認は必要ありません。現状と同じ条件で利用出来ると考えて問題ないです。但し、古い住宅を取壊して新築する場合は、取り壊し費用が必要になることは忘れないようにしましょう。名義についても確認しておく必要があります。
親の名義のままの土地に建築するのか、贈与を受けて名義を変更してから建てるのかなど、肉親相手でも整理しておくことがたくさんあるので、手を抜かずに対応することが大切です。