親が土地を所有して建物を所有している場合、子供が結婚したときに2世帯住宅にする傾向があります。この時取り壊して注文住宅を建築し、その注文住宅に2世帯住宅にするようなイメージかもしれません。このような注文住宅が増えていますが、この時2世帯をどのようにするかが問題になります。この注文住宅の2世帯住宅には、いろいろなタイプがあり3種類に分かれると言われているわけです。
1つが、完全に玄関から2つに分けるものです。玄関を2つに分けるため、生活空間は全く共通するものがありません。建物そのものを2つに分けるパターンもありますが、同じ建物の中でも玄関が違えば、基本的に生活スタイルも異なります。つまり、親の世代と子供の世帯で顔を合わせるケースがほとんどないと言えるでしょう。
もちろん玄関の外に出てたまたま顔を合わせると言う事はあるかもしれませんが、そうでなければそのような事は考えにくいといえます。一方で喧嘩は一緒で、住んでいる部屋自体が全く違うと言うケースもあるかもしれません。1部水回りだけが共通しているようなこともありますが、これはこれで大きな負担になることが考えられます。確かに水回りを通させることで、建築費用を安くすると言うメリットはあるかもしれませんが、やはり親と子供では水回りを別々にした方が争いの元が少なくなります。
特にお風呂に関しては入る時間も違いますし、いろいろな問題が絡んでくるわけです。