注文住宅で借り入れる額は大きなものになりますので、一人の名義だけでは足りないケースがあります。理想の注文住宅を手に入れるためには妥協できないという場合には借入額を増やす必要がありますが、共働きをしているご家庭で夫婦2人がそれぞれ組んで返済していく形としてペアローンがあります。ペアローンではどちらも住宅ローンの控除を受けることができますので、税金面から考えてもメリットの大きい方法です。一定以上の収入を夫婦どちらも得ているようなご家庭では非常に有効な方法ですので、借入額が大きくなる時には検討してみましょう。
長く返済している間にはどちらかが働けなくなったり収入が減る等のリスクもありますが、その場合は一つのローンを共同名義で返済したり、連帯保証人になるという選択肢を取ることも可能です。ご夫婦で協力して返済している場合には妻が出産や育児で休職したり退職するケースもありますので、それぞれに見合った形でのローンにする必要があります。注文住宅の返済額は大きいのでその時の負担ばかりを考えてしまいますが、長い目で見て現実的だと思える方法でないと、後になって後悔することになりますので、状況に合わせて選ぶべきです。二世帯住宅を建てるご家庭もありますが、この場合は親子でローンを引き継げるリレーローンという商品もあります。
リレーローンなら短期間での返済を目指さなくても良いので月々の支払額は抑えられますし、返済不能になるリスクも軽減されます。注文住宅のことならこちら